eワラントのコール型
eワラントのコール型についてですが、この投資の方法は、対象原資産の値段が上がった場合には利益が出るというスタイルになります。
株式の直接投資では、値段が将来的に上がったら買うというスタイルで投資をする人が多いと思いますが、コール型はその原理に近いと思います。
直接投資と違っていることは、eワラントの取引の方が、値段の動きが大きいということです。取引には満期日が決められているので、満期日までに、予想した値段を上回らないということであれば、eワラントの価値はなくなってしまいます。しかし元本を切ることはありませんから、元本の投資したお金が0になるということになるわけです。
対象原資産の値段が20日間で、もしも10万円から13万円に値上がった場合には、このときの値上がり率を計算すると30%と言うことになります。その一方で、対象原資産を対象にしているeワラントのゴール5回を同じ期間中に取引したときには、1ワラントが100円から150円に値上がります。この場合の値上がり率は50%と言うことになり、最低取引単位の1000ワラントで取引したことになれば、15万円から10万円を引いた5万円が利益になって手に入ることになります。
満期日に近い商品や、時間の経過の影響を受けて、値段が下がることがありますし、対象原資産の値段そのものはそれほど変わらないのに、値の動きによって大きく変動するという特徴もあるので、eワラントのコール型の取引も十分注意しましょう。