eワラントのプット型
eワラントの取引方法では、プット型と呼ばれるタイプのものがあります。この投資のスタイルは、対象原資産を売る権利を取引するスタイルのことを言います。満期の日までに、対象原資産の値段が下がった場合には、利益を手に入れることができるという方法になります。eワラントと言うのは、基本的に、対象原資産が上がっても、下がっても利益を得ることができる投資方法として知られています。
プット型の場合には将来的に値段が下がるということを見込んで投資するスタイルになります。
取引には必ず満期日が決められているので、満期日までに、権利行使の値段を下回らない時には、価値がなくなってしまと言うことになります。しかしこの場合も元本いかになることはないので、元本が０になるだけの損失で食い止めることが可能です。
対象原資産の値段が20日間で、たとえば2万円下がったという場合には、値下がりの率を計算すると20％と言うことになります。1ワラントで100円から70円になった場合には値上がり率は30％と言うことになります。
と言うことは、最低取引単位の1000ワラントで取引をした場合には、３万円利益が１０日間で出るという計算になります。満期日に近いものを買うと、時間によっては、値段がかなり下がることもあるので、注意しましょう。また、値段は変わっていなかったとしても、大きく値が動くこともあるので、同じ商品だったとしても、満期の日の設定の違いで、利益の出方が変わります。